物理的作業条件を向上させれば、作業能率があがるという仮説をもとに実験を実施。
ホーソン工場における照明実験、リレー組みたて実験、面接実験、バンク配線実験から仮説が正しいとは証明されなかった。
実験結果から「作業能率は職場の人間関係(あるいは個人の仕事観・目的意識)に左右される」という人間関係論へ移行した。
照明実験
工場内の照明を明るくした場合も、暗くした場合も、従来よりも作業効率が高くなるという矛盾が生じた。
この実験では、照明の明るさと作業効率の相関関係を証明できなかった。
調査の対象となっていて、注目されている労働グループの一員となっていることが、効率的作業の動機づけになったのではないか