2017年03月14日

USCPA 私の受験暦・勉強時間

<受験暦>
2015年09月上旬: Abitusの「英文会計入門」から勉強開始
→アラスカ州出願に必要な会計6科目(16単位)を取得し出願
2015年12月上旬:FARとAUDの受験票(NTS)取得
2015年12月中旬:2科目同時並行は諦め、AUDのみ受験をすることに決定
以降、1科目ずつ学習&受験

2016年02月:AUD初受験 合格 87点
2016年06月:FAR初受験 不合格 57点
2016年08月:FAR再受験 合格 82点
2016年11月:BEC初受験 合格 76点
2017年02月:REG初受験 合格 82点

<学習時間等>
学習期間は約1年半 
(そのうち56日間は試験直後の休憩/引越で学習ゼロday)
月の学習時間は平均100〜120時間

各科目の学習時間(アビタス講義視聴時間・単位取得時間も含む)
AUD:353時間
FAR:538(1回目受験)+289(2回目受験)=828時間
BEC:275時間
REG:391時間
合計:1847時間

全部で1800時間はかなりかかってますね・・・
会計・経済の基礎知識がなかった分、無駄に時間をかけ過ぎた部分も多いですが
ごく普通の人は1500時間くらいかかるのではないかなというのが私の感想です。
半年で全科目合格、合計500時間で全科目合格という体験談もいくつかありましたが
そういった人達は、簿記1級以上の知識があるとか、英語がすごく得意だとか、
試験類が得意な秀才タイプの人だと思います。

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2017年03月13日

米国予備校の想定必要学習時間

USCPA勉強を開始した頃、米国予備校の情報も色々調べました。
(注意) 以下の情報は、2015年秋における旧試験時点での情報になります。

Becker:4科目合計300-400時間

Roger
AUD:75-100時間
BEC:51-68時間
FAR:123-164時間
REG:84-112時間

少なっ!とビックリしました(笑)
さすが英語ネイティブの会計専攻者ですね! 
各科目100時間程度で合格が目指せるとは。
そうはいっても全受験者(9割は米国人)合格率は約50%ですが。

日本の予備校は1000時間で合格と言ってますが
それはかなり少なめに見積もっていると私は考えています。
日本人は1000時間で合格できるとしても、米国人の2倍以上の時間かかかる事になります。
会計専攻でもなく英語力の劣る日本人の場合、たった2倍の時間で
合格に辿り着けると思うのは甘いかもしれません。

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2017年03月12日

USCPA 合格に必要な学習期間

NASBAのデータ、自分の経験、友人の経験、合格者体験記の情報を総合して話をするなら
予備校の言う「1000時間で合格」を一般的な例と思うのは危険です。
1000時間で合格できるのは、試験が得意な人、簿記1級レベル以上の会計知識がある人、
英語力が高い人など限られた人だけだと思います。
最初の計画段階では1200時間を目安にして、全体計画を立てる事をお勧めします。
自分の勉強の進捗具合/合否状況に合わせて
1000時間/1500時間で合格を新たな目標として計画を修正して下さい。
たとえ1000時間で合格できたとしても
働きながら1年間に1000時間の学習時間を確保する事は簡単ではありません。

NASBAが出している2014年の日本人受験者データをご紹介します。
1科目目の受験から全科目合格までにかかった期間のデータです。
12ヶ月以内に全科目合格は、合格者の12%
12ヶ月以上18ヶ月以内に全科目合格は、合格者の25.5%
18ヶ月以上24ヶ月以内に全科目合格は、合格者の19.1%
24ヶ月以上で全科目合格は、合格者の43.4%

日本人合格率30%で、合格者の37.5%が18ヶ月以内に合格したわけですから
単純計算で受験者の11%が18ヶ月以内に全科目合格したという事になります。
12ヶ月以内に全科目合格は受験者のたった3.6%です。
NASBAのデータは初回受験からの所要期間です。
初回受験前に数ヶ月以上は学習をしたり出願をしたりしている期間があるはずですから
予備校のいう「1年」は、合格者の1割程度の人しか達成できない短期間合格例です。

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