輸出と輸入の関係
一般的に「米国ドル安」は「輸出に有利」で、「輸入に不利」になります。
「ドル安」は、貿易相手国からみると、米国製品をより安く買えることをあらわします。
よって、米国からの輸出は増えることになります。逆に輸入は減ります。
輸出が増え、輸入が減ることから、輸出入の結果である「経常収支は改善」します。
これに対して、
「ドル高」は「輸入に有利」で、「輸出に不利」になります。
ドル高は米国にとっては、今までと同じドルで、相手国の品物をより安く買えることをあらわします。
よって、米国からの輸入は増えることになります。逆に輸出は減ります。
輸入が増え、輸出が減ることから、輸出入の結果である「経常収支は悪化」します。
マーシャル=ラーナー条件
自国通貨が「減価」すると「経常収支が改善」します。
自国通貨が「増価」すると「経常収支が悪化」します。
ただし、この関係が成り立つには一定の条件が必要です。
この条件を「マーシャル=ラーナー条件」といいます。
これはやや難しいので、ここでは、「一定の条件が必要だ」で詳細は省きます。
引用元
http://keizaigaku.jp/macro/macro6/macro602/